関屋記念【2017年予想】 - ユーイチ競馬奮闘録

２０１７／８／１３(日)　２回新潟６日１１Ｒ　３歳上オープン　別定
芝左１６００ｍ (Ａコース)　１６頭
関屋記念[ＧⅢ]
過去の血統傾向から以下の２パターンに分類してみました。
キングカメハメハ産駒、ロベルト系産駒はパワー型。新潟の馬場は野芝なので、ダートでも走る血統が好走することがよくあります。
まあ、ここに挙げているのは比較的芝寄りですけど。

それとその下にあるボールドルーラ内包馬に関しては先程のダートでも走ることと繋がりますが、このボールドルーラーが関屋記念において最もスピードの持続力を活かしている血統になります。
そしてダンチヒも似たようにスピードを伝える役割があり、サンデー系との相性がとてもいいです。

キングカメハメハ産駒、又はロベルト系産駒
１６年７番人気２着ダノンリバティ(父キングカメハメハ)
１４年６番人気３着サトノギャラント(父シンボリクリスエス)
１２年５番人気２着エーシンリターンズ(父キングカメハメハ)
１２年８番人気３着スピリタス(父タニノギムレット)

ボールドルーラー内包馬、又はダンチヒ系
１６年３番人気１着ヤングマンパワー(父スニッツェル)
１６年７番人気２着ダノンリバティ(母父エリシオ)
１５年２番人気１着レッドアリオン(父アグネスタキオン)
１５年６番人気２着マジェスティハーツ(母父ボストンハーバー)
１５年９番人気３着ヤングマンパワー(父スニッツェル)
１４年６番人気３着サトノギャラント(父シンボリクリスエス)
１３年４番人気１着レッドスパーダ(母父ストームキャット)
１２年１番人気１着ドナウブルー(母父バートリーニ)
１２年８番人気３着スピリタス(母父ストームキャット)

以上の血統傾向から該当する馬は９頭います。
結構多いですねｗｗ

ここから当レース最大のポイントでフィルターをかけ、一気に絞ります。

‐関屋記念４角３番手以内の成績‐
※通過順位表記によるものなので１年で３頭以上の場合もある
【５-３-３-２４】勝率１４．２％、連対率２２．８％、複勝率３１．４％
単勝回収率１１２．２％、複勝回収率１１５．４％

以上のデータは過去１０年のもの。
新潟の長い直線は末脚が最も速い馬が制しそうですが、上り順位が上位でなくても持続力さえあれば勝負になります。
オーバーペースでない限り、前も余力を残して直線に入るので持続力さえ活かせれば、後方からいくら速い脚を使われようが残ります。

そう、当レースは逃げ、先行馬と差し、追込みがゴール前で入れ乱れる激戦レース！
ちなみに４番手以降で競馬をした馬は以下の通り。
【５-７-７-１０６】勝率４．７％、連対率９．６％、複勝率１５．２％

今回の出走馬から３番手以内の位置を取りそうな馬は、
「③ マルターズアポジー」「⑬ マイネルハニー」「⑮ウインガニオン」
以上の３頭。あくまで想定ですが。

このなかに当りがあると仮定するならば、前走で中京記念を勝利したウインガニオンは本命には出来ません。
“競馬は期待値を狙え！”の格言なら前走の負けで人気を落としたマルターズアポジーと、なかなか人気にならないマイネルハニーの２頭を買う方が馬券妙味が何倍もありますよね。

そういうことで今回の本命は．．．

【本命】７枠１３番マイネルハニー
父のマツリダゴッホは当レースで影響を受けやすいボールドルーラーを内包したサンデー系。母父はロベルト系のナリタブライアン。
また、母母のハスキーハニーは芝、ダートのスプリント戦で先行力とスピードを武器に走っていた馬で、この前向きさ的なものは当馬にも影響しています。
近走は全て３番手(ほぼ２番手)以内なのでここも先行することと仮定。

そして、最後の決め手となったのが当レースでの７、８枠の成績。
■７枠［４-１-２-１９］勝率１５．４％、連対率１９．２％、複勝率２６．９％
■８枠［４-３-１-１８］勝率１５．４％、連対率２６．９％、複勝率３０．８％

これは他の枠と比べてズバ抜けた数字。実際に１０年連続で７枠か８枠が連対しています。やはり直線は外寄りが伸びるのでしょう。このデータは活用しないといけません。

そういう訳で、血統、脚質、枠順という３つの条件からトータル的に判断しました。
重賞でのマイル実績はありませんが、当レースの傾向と新潟の軽い馬場が合う可能性は大でしょう！
言い足りないことは、(的中したら)自慢するかのように回顧の方で伝えます。

今回は本命馬のコメントのみとなります。
対抗以下や買い目は以下の通り。

◎ ⑬マイネルハニー
〇 ⑩ダノンリバティ
▲ ⑪ヤングマンパワー
△ ⑥メートルダール
△ ⑫ブラックムーン
△ ⑭ロードクエスト
△ ⑯ウキヨノカゼ
注 ⑮ウインガニオン

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